FRIENDSを使った英会話練習課題集

FRIENDSを使って英語を話す練習をしよう!

『FRIENDS』(フレンズ)は、アメリカで1994年から2004年にかけて放送された大ヒットテレビドラマです。

練習方法

  • ①場面説明を読んで状況をイメージ(作品を見ておく方がもっと良い!)
  • ②課題のセリフ部を音読。日本語部分は、文脈に沿った自然な英語に瞬間英作文し、言ってみる。実際のスクリプトとピッタリ同じにならなくても気にしない!
  • ③同じスクリプトで、『問いかける系』と『応答する系』の2通り練習!
  • ④『問いかける系』、『応答する系』どちらかに実際の英語スクリプトが書いてあるので自分が作ったセリフと照らし合わせて違いを確かめて、学習を深める。

☆日本語部分は多少不自然な所があります。できるだけ英語の単語や語順のままになるようにしてあります。
☆各課題のタイトルの上に表示している、『The One〜』で始まるエピソード名をGoogle検索してみてください。該当の場面がYouTubeで見られる場合があります。

season6

The One With Mac And C.H.E.E.S.E.

な、オレたちって抱き合いすぎ?

Hey, do we do this too much?

2024/11/19

場面説明

ジョーイに、オーディション時間が変わったことを伝言するのを忘れ、ジョーイのオーディションチャンスを不意にしてしまい、ジョーイをカンカンに怒らせてしまったチャンドラー。果たして彼はジョーイから許してもらうことができるのか?彼が、恐る恐るご機嫌伺いにジョーイを訪ねてみると...

『問いかける系』練習課題

「問いかけ」、「働きかけ」など、話しかける側の表現を中心に練習しよう!

ジョーイのアパート。その玄関。チャンドラーがドアから入ってくる。手には大きなピザの箱を二つ持っている。

Chandler: ジョーイ? ジョーイスペシャル買ってきたぞ、ピザ2枚!(キッチンカウンターまで行き、ピザをその上に置きつつ)ジョー?

キッチンカウンター。その上の電話が鳴る。

Chandler: (On phone) Hello? (Takes the phone away from his mouth when he realizes what he just did and yells.) Damnit! (Back on phone.) Hello? (Listens.) No, Joey’s not here right now, but I can take a message I think. (Listens) He’s still got a chance for the part?! Oh, that’s great news! (Listens) Well no obviously not for the actor who was mauled by his dog. (Listens) Oh well, that’s great. I will give Joey the message. Thank you! (Hangs up and goes to write the message on the Magna-Doodle.) Yes! (Reading what he’s writing) Okay, Mac audition at 2:00. Allergy actor attacked. (Pause) By dog not flowers.

しばし時間経過。同日6時過ぎ。ジョーイのアパート。その玄関。ジョーイが入ってくる。そのリビングには、チャンドラーがいる。ジョーイをずっと待っていた様子だ。

Joey: (チャンドラーがそこにいるのに気づいて)Hey!

Chandler: 頼むから、オレのメッセージ見たって言ってくれ!

Joey: 何のメッセージ?

Chandler: マックを演じる筈の役者が、それできなくなったから、オーディションする人らが2時にお前に会いたいって。

Joey: (激昂した様子・・・実は怒ったフリをしているだけ)What?! It’s 6 o’clock!

Chandler: だっ、ほら、ちゃんと書いただろ、ボードに!(と、玄関ドアにぶら下げた伝言ホワイトボードを指差し、そこに駆け寄る)その上に、ニューヨーク中走り回ったんだぞ、お前を探して!ロスの家にも行ったし、コーヒーハウスにも行ったし、サンドイッチ作ってる所ならどこだって行ったんだぞ!

Joey: (怒ったフリを続ける)I can’t believe this Chandler!

Chandler: Sorry! I-I-I don’t know what to say.

Joey: じゃ、こう言ったらどうだ「おめでとう」って!オレはボード見て、オーディション行って、(怒った顔から一転、嬉しそうな顔になる)役もらったよ!

Chandler: (ムッとして・・・実はこれも怒ったフリ)それ(怒ったフリのこと)面白いと思ってんのか!本気で心配したんだぞ!

Joey: Oh, well I’m uh…

Chandler: (怒ったフリを続ける)あのな、時々、お前のその嘘芝居マジ意地悪いぞ!

Joey: Oh wow! Okay man, I’m sorry. I did not mean to make you feel bad.

Chandler: Well that’s good. (怒った顔がパッと笑顔に変わり)Because you didn’t! And I’m incredibly happy for ya!!

Joey: (怒ったフリだったことに唖然とし)それこそ意地悪いぞ!すげー反省したんだからな!

Chandler: Oh, we could do this all day.

Joey: ああ、だな。じゃほら、オレがどんな大スターになるかについて語ろうじゃん。

Chandler: お前は大スターになるんだな。ハグするぞ!

Joey: してくれ!

Chandler: All right!

回想シーン: これまで2人がハグしたシーンが幾つか流れる。
再び現在のシーン。ジョーイのアパート。そのキッチン

Joey: (まだ抱き合ってる2人)オレたちって抱き合いすぎ?

Chandler: I think so. Yeah, get off me.

Joey: Yeah.

They: (separate & shake hands.)

『応答する系』練習課題

「反応」、「受け答え」など、応答する側の表現を中心に練習しよう!

ジョーイのアパート。その玄関。チャンドラーがドアから入ってくる。手には大きなピザの箱を二つ持っている。

Chandler: Joey? Got you a Joey Special, two pizzas! Joe?

キッチンカウンター。その上の電話が鳴る。

Chandler: (反射的に電話を取り応答する)もしもし?(ジョーイにかかって来た電話を、またしてもとってしまったことに気づき、電話を手で塞いで叫ぶ)しまった!(電話を聞く)もしもし、いや、ジョーイは留守ですけど、伝言できますよ、多分。(電話を聞く)彼にまだオーディションチャンスがあるんですか?ああ、そりゃあよかった!(電話を聞く)あ、いや、その犬に噛まれたその役者さんのことじゃなくって、(電話を聞く)とにかく、よかった。ジョーイにそう伝えます。どうも!(電話を切る)やった!(と、すぐさま玄関扉にかけてある例の伝言用ホワイトボードに向かい、伝言を書き始める)えっと、マックのオーディション2時より。アレルギー役者が襲われた。(少し考えて、追記し始める)犬にだよ。花にじゃない。(書き終えると、玄関から外へ出て行く)

しばし時間経過。同日6時過ぎ。ジョーイのアパート。その玄関。ジョーイが入ってくる。そのリビングには、チャンドラーがいる。ジョーイをずっと待っていた様子だ。

Joey: (チャンドラーがそこにいるのに気づいて)よう!

Chandler: Please tell me you got the message!

Joey: What message?

Chandler: The actor playing Mac couldn’t do it, they needed to see you at 2 o’clock.

Joey: (激昂した様子で・・・実は怒ったフリをしているだけ)は?!もう6時だぞ!

Chandler: Du-du-I wrote it, I wrote it on the board! I wrote it on the board, then I went all over New York City looking for ya! I went to Ross’s! I went to the coffeehouse! I went to any place that they made sandwiches!

Joey: (怒ったフリを続ける)こんなことあり得ないぞ、チャンドラー!

Chandler: スマん!何て言ったら良いのか…

Joey: Well you-you-you-you might say congratulations! I saw the board! I went to the audition! (怒った顔から一転、嬉しそうな顔になる)I got the part!!

Chandler: (angrily・・・実はこれも怒ったフリ) Is that supposed to be funny! I was really worried over here!

Joey: あ、あの…

Chandler: (怒ったフリを続ける)Y’know, sometimes that fake out thing is just mean!

Joey: あ、う、わかったよ、ごめん。怒らせるつもりはなかったんだ。

Chandler: そりゃよかった。(怒った顔がパッと笑顔に変わり)だってお前はオレを怒らせてなんかないからな。オレはスッゲー嬉しいんだから!

Joey:(怒ったフリだったことに唖然とし)That’s mean! You really had me going there!

Chandler: もういい、キリがない。(直訳=オレたち1日中これをやってられる。)

Joey: Yeah, you’re right. Okay look, listen, let’s talk about what a huge star I’m gonna be!

Chandler: You are gonna be a huge star! I’m gonna hug ya!

Joey: You hug me!

Chandler: よっしゃ(とジョーイをハグする)

回想シーン: これまで2人がハグしたシーンが幾つか流れる。
再び現在のシーン。ジョーイのアパート。そのキッチン

Joey: (まだ抱き合ってる2人)Hey, do we do this too much?

Chandler: かもな。もう良いだろ。

Joey: ああ。

2人: (離れ、そして握手する)

Thank you for coming!

FRIENDSを見たのがきっかけで本格的に英会話の練習をするようになりました。FRIENDSを見ながらセリフをリピートする、という練習を、ずっと続けています。このサイトはseason6を練習している最中に始めたので、season6から始まっていますが、行く行くはseason1~season10とすることを目標にしています。どうぞ宜しくお願いします。

タカユキ

タカユキ…パソコン仕事人 。京都で、編集、DTP等の現場経験後、日本の伝統衣装、小物制作現場で活動。現在、次なる活動フィールドを模索中。メッセージ、ご連絡はこちらからお願いします。

英語つぶやき《お題》集
英語つぶやきマラソン"英語で応答せよ!"

「英語つぶやき」は英会話力UPに良く効くらしい。 それじゃあ、スキマ時間を見つけては、英語をつぶやこう!と言うわけで、「英語つぶやき《お題》集」を作っておくことにしました。見れば自動的につぶやきが湧いて来るはず。これを使って毎日英語をつぶやき続けてみようと思います。名付けて「英語つぶやきマラソン」。あなたも一緒にやりませんか?

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