season6
The One With The Joke
君をメンテナンスするのが好きなんだ。
I like … maintaining you.
2020/05/11
場面説明
フィービーから、あなたはちょっと細か過ぎる質だ、と言われ、それをどうしても覆したいモニカ。自分が細か過ぎる質ではないことを証明するため、恋人のチャンドラーと口裏を合わせ、一芝居打とうとする…。一方、これもフィービーから、人の言いなりになる質だと断じられ、不愉快な気分のレイチェルは、ジョーイを理不尽に扱ったガンターを叱責することで、汚名挽回を図ろうとするのだが…。
『問いかける系』練習課題
「問いかけ」、「働きかけ」など、話しかける側の表現を中心に練習しよう!
Rachel: [チャンドラーに気づき、彼の様子を見る]
Phoebe: [も、同様に、チャンドラーに気づき、彼の様子を見る]
Monica: [店内に入って来る。今初めてチャンドラーに会ったように挨拶する]ああ、チャンドラー、ここにいたのね。
Chandler: [モニカに調子を合わせて]Hi, oh hi.
Monica: あ、フィービーとレイチェルよ。ね、この娘たちに教えてげて、さっきあなたが私に言ってたこと、私のこと、細か過ぎる質なんかじゃないって。
Rachel and Phoebe: (exchange looks.)
Chandler: (He starts to recite a rehearsed speech) Monica is a self-sufficient, together lady. (Pause.) Being with her has been like being on a vacation.
Phoebe: [複雑な笑顔を浮かべる]
Chandler: And what may be perceived as high maintenance is merely attention to detail and—(He falters and Monica prompts him.)—generosity of spirit.
Rachel: Wow, you know what? That is the best fake speech I think I’ve ever heard.
Phoebe: Really? I’ve heard better.
Monica: 待って待って、彼は自分でそれを思いついたんだから。言ってやってよ、チャンドラー。
Chandler: I’m out of words. Should I just say the whole thing again?
Monica: いい、私は細か過ぎたりしないわ、私はそうじゃない!チャンドラーってば。
Chandler: (pauses as he struggles with what he has to say) You’re a little high maintenance.
Monica: ああっ!あなたリスト入りよ。
Chandler: I’m sorry. You’re not easy-going, but you’re passionate, and that’s good. And when you get upset about the little things, I think that I’m pretty good about making you feel better about that. And that’s good too. So, they can say that you’re high maintenance, but it’s okay, because I like … maintaining you.
Monica: (恥ずかしがる。そしてレイチェルとフィービーに)私は彼に言ってないわよ、こう言えなんて。(彼ら[モニカとチャンドラー]はハグする)良いわ、あなたは私のリストから外れた。
Chandler: (happily) I’m off the list. (Sits on the couch.)
Monica: (チャンドラーの隣に座る)フィービー、良いわ、あなたが私をガールフレンドにしたくなくても。だって、私には最高のボーイフレンドがいるもの。
Phoebe: (to Monica) Y’know, suddenly I find you very attractive.
Joey: (enters.)
Chandler: ああ、ジョーイ、オーディションどうだった?
Joey: Not good, no. I didn’t get the part, and I lost my job here, so …
Phoebe: Wow! That is a bad audition.
Rachel: どうして、ここの仕事を失ったの?
Joey: Well, I had the audition but Gunther said I had to stay here and be in charge so he could go get his hair dyed. So, I went anyway, and then he fired me.
Rachel: 彼は昼の陽中に仕事を置いてったていうの、個人的使いをするために。で、あなたを店番に置いてったの、あなたは二日間ここで働いた[だけ]って時に。それって、それって正しくないわよ。
Joey: Yeah, what are ya gonna do?
Rachel: ジョーイ、あなた彼をそのことで放って置いちゃダメよ。良いわ、私、そのことで彼を放って置いたりしないわ。彼に何か言ってやるわ…あ、いえ、やっぱ、何も言わない方が良いか…いえ、彼に何か言うべきよ。(と、カウンターの方に行く。[そしてガンターに向かって、強い口調で])ガンター、ジョーイに彼の仕事を戻してやってくれない。あんなことはフェアじゃないわよ。あなたが彼をクビにしなければならないなんて…。
Gunther: Okay.[レイチェルの言葉が終わらないうちに、素早く、しかも素直に ※ガンターはレイチェルが好きなのです]
Rachel: [手応えのなさに戸惑って]え?
Gunther: He can have his job back.
Rachel: そうよ、彼は仕事を取り戻すことができるわよ、良かったわ、私たち全部を解決できて。[と、みんなの所に戻って行き、※さっきまでフィービーが座っていた所に腰かけ、ジョーイに]さあどうぞ、ジョーイ、あなたは仕事を取り戻したわ。[※フィービーはトイレに行っている]
Joey: That’s great. Thanks Rach.
Rachel: どう、結構やるでしょ、全く、誰が、人の言いなりよ
Phoebe: (トイレから戻ってきて[レイチェルに])レイチ、あなた私の場所に座ってる。
Rachel: Oh, I’m sorry. (Gets up and moves.)
『応答する系』練習課題
「反応」、「受け答え」など、応答する側の表現を中心に練習しよう!
Rachel: [チャンドラーに気づき、彼の様子を見る]
Phoebe: [も、同様に、チャンドラーに気づき、彼の様子を見る]
Monica: [店内に入って来る。今初めてチャンドラーに会ったように挨拶する]Hi, Chandler. There you are.
Chandler: [モニカに調子を合わせて]ああ、やあ。
Monica: Hey, it’s Phoebe and Rachel. Um, why don’t you tell them what you were telling me earlier about me not being high maintenance?
Rachel and Phoebe: (お互いに顔を見合わせる。)
Chandler: (彼はリハーサルしたスピーチを暗唱し始める。)モニカは、自分のことは自分でできる、落ち着いた女性です。彼女と一緒にいることは、バケーションしてる様。
Phoebe: [複雑な笑顔を浮かべる]
Chandler: 細か過ぎる様に見えることは、ただ、細部に注意しているだけであって…(彼は口ごもる。すると、モニカが彼を促す)…心の寛大さってわけ。
Rachel: わー、ねえ、それって最高のフェイクスピーチよ、私が今まで聞いた中で。
Phoebe: そうお? 私はもっと良く聞こえたけど。[吹き替え=それほどでもない]
Monica: Wait, wait, he came up with that himself. Tell them, Chandler.
Chandler: 言うこと無くなっちゃったよ、もう一回、全セリフ言えば良い?
Monica: Look, I am not high maintenance. I am not. Chandler!
Chandler: (彼は思案している、彼が言わなければならないことと格闘している様子だ)君は、…ちょっと細かい。
Monica: Ahhh! You are on my list.
Chandler: ごめんよ。君は呑気じゃあない、けど、熱い、でもって、それが良いんだ。それに、君が細かいことでイライラしてる時、オレ思うんだ、結構良いなあって、そのことについて君の気分を良くしてあげることがさ。な、それも良いことだし。だから、みんなが、君は細か過ぎるって言うことはあるけど、それは、良いじゃん。な、何故ってさ、オレは…君をメンテナンスするのが好きなんだよ。
Monica: (embarrassed) (To Phoebe and Rachel) I didn’t even tell him to say that. (They hug). All right you’re off my list.
Chandler: (嬉しそうに)オレはリストから外れたぜ。(カウチに座る)
Monica: (sits next to him) Phoebe, it’s okay that you don’t want me to be your girlfriend because I have the best boyfriend.
Phoebe: (モニカに)へー、突然、私、あなたがとても魅力的って見えてきたわ。
Joey: (enters.)
Chandler: Hey, buddy boy, how’d the audition go?
Joey: ダメ。役は取れなかったよ。しかも、ここの仕事(このコーヒーハウスのウェイター)も失ったし。
Phoebe: わあ、悪いオーディションね。[そう言って席を立ち、トイレへと向かう]
Rachel: How-how did you lose your job here?
Joey: それがさ、オレはオーディションがあったけど、ガンターはこう言ったわけ、オレがここに居て、[店番]担当しなきゃダメって。そうすれば、ヤツは髪を染めに行けるからって。
Rachel: He left work in the middle of the day to do a personal errand and left you in charge when you’ve been working here two days? That’s not, that’s not right.
Joey: まあ、[でも]どうするっての?[しょうがないっしょ]
Rachel: Joey, you can’t let him get away with that. Ya know what, I’m not going to let him get away with that. I’m going to say something to him—No, I really shouldn’t say anything—No, I should say something to him. (Goes to the counter) Gunther, I want you to give Joey his job back. That is really not fair that you have to fire him…
Gunther: [レイチェルの言葉が終わらないうちに、素早く、しかも素直に]良いよ。[※ガンターはレイチェルが好きなのです]
Rachel: [手応えのなさに戸惑って]What?
Gunther: 彼は仕事を取り戻すことができる。
Rachel: That’s right, he can have his job back. I’m glad we got that all straightened out. There you go, Joey, you got your job back.[※フィービーはトイレに行っている]
Joey: スゲー、ありがとうレイチ。
Rachel: Yeah, pretty nice, huh? Now who’s a pushover?
Phoebe: (returning from the bathroom) Rach, you’re in my seat.
Rachel: ああゴメン。[そそくさと、”言いなりに”](席を立ち移動する)