FRIENDSを使った英会話練習課題集

FRIENDSを使って英語を話す練習をしよう!

『FRIENDS』(フレンズ)は、アメリカで1994年から2004年にかけて放送された大ヒットテレビドラマです。

練習方法

  • ①場面説明を読んで状況をイメージ(作品を見ておく方がもっと良い!)
  • ②課題のセリフ部を音読。日本語部分は、文脈に沿った自然な英語に瞬間英作文し、言ってみる。実際のスクリプトとピッタリ同じにならなくても気にしない!
  • ③同じスクリプトで、『問いかける系』と『応答する系』の2通り練習!
  • ④『問いかける系』、『応答する系』どちらかに実際の英語スクリプトが書いてあるので自分が作ったセリフと照らし合わせて違いを確かめて、学習を深める。

☆日本語部分は多少不自然な所があります。できるだけ英語の単語や語順のままになるようにしてあります。
☆各課題のタイトルの上に表示している、『The One〜』で始まるエピソード名をGoogle検索してみてください。該当の場面がYouTubeで見られる場合があります。

season6

The One Where Ross Meets Elizabeth’s Dad

ロスって最高なんです!

Ross is sooo great!

2025/01/12

場面説明

教師の身でありながら教え子エリザベスと交際を続けるロス。職場に見つかれば就業規則違反で即クビだ。世間的にもあまり進んで受け入れられる話ではない。だから彼は交際を秘密にしていた。知っているのは仲間だけ。そんな中、彼女の父親ポールがロスに会いにやって来ると言う。迎え打つロスは不安を感じ仲間に応援を頼む。ロスが彼と面会する所に同席し、ロスを持ち上げて欲しい、と言うわけだ。そして...
※ビッグゲスト登場!! 父親ポール役はナント、 ブルースウィリスなのだ!!

『問いかける系』練習課題

「問いかけ」、「働きかけ」など、話しかける側の表現を中心に練習しよう!

いつものコーヒーハウス、セントラルパーク。そのカウンターにロスが居る。すると入り口から、エリザベスとその父ポールが入ってくる。それに気づいたロスが立ち上がる。エリザベスは、まっしぐらににロスの胸に飛び込んで行く。※ポールは「やり手の弁護士」という設定。黒のジャケットをまとったそのたたずまいは隙がなく、簡単には微笑みそうにない。年頃の娘の保護者として如何にも厳しそうだ。

Elizabeth: (ロスに)私の父よ、ポール・スティーブンス。(ポールに)パパ、彼がロス・ゲラー。

Ross: (ポールに近づき握手の手を差し伸べ)It-it’s great to meet you Paul.

Paul: 私はいつも、エリザベスのボーイフレンドには、ミスタースティーブンスと呼ばれる方が好きだね。

Ross: Of course, of course, Mr. Stevens.

Paul: で、ロス、一体どうしたっていうんだ?[吹き替え=君は変態か?]

Ross: え、どういうことでしょう?

Paul: なぜ同年代のガールフレンドを作らない?

Ross: That’s funny. Umm…. (Pause, then serious) It’s not funny.

Paul: 私は君に娘と付き合って欲しくないんだ、ロス。

Ross: なるほど。わかります、わかりますけど、思うに、もしあなたが私に1つチャンスを下されば、私はあなたの気持ちを変えてみせますよ。

Paul: Okay.

Ross: 何が?

Paul: 良いよ、君に一度だけ私の気持ちを変えるチャンスをあげよう。

Ross: (laughs in relief.)

Paul: 1分だ。

Ross: (suddenly gets worried.)

Elizabeth: パパ!

Paul: わかったよ。2分だ。始め!

Ross: This is—you—(Ross starts laughing.)

Paul: (朗らかに笑い返し、腕時計をチェックし)あと1分50秒だ。

Ross: (焦って喋り始める)Okay, umm I want you to know that I have never done anything like this before. I mean, I mean I’ve been in um, relationships in general, uh but I have never done it with a student—I mean I not—not it! I mean, I mean I don’t—We haven’t done it. Uh, I mean, I mean, we’ve-we’ve-we’ve done stuff…

Paul: (is not amused.)

Ross: オーケー、オーケー、えっと、ジョークだ、ジョーク。ムードを明るくしよう。2人の男がバーに行きます。1人はアイルランド系で…

Paul: I’m Irish.

Ross: アイルランド系の人がジョークに勝利しました!

Paul: (曖昧に頷いている)

入り口からモニカ、チャンドラー、フィービーが入って来る。

Monica: ロスじゃない!!

Chandler: ロス!

Monica: なんてことかしら、あなたに出くわすなんて!

Ross: (入ってきた皆んなに抱きつき)ああ、助かったよ!(ポールに)ああ、ミスタースティーブンス、友達を紹介しますね。フィービーにモニカにチャンドラーです。

Phoebe: You’re Elizabeth’s father, huh? I can see now where she gets her rugged handsomeness.

Monica:(明らかにポールに魅了され、モジモジと)ミセス・スティーブンスはいらっしゃるの?

Chandler: (モニカを、たしなめるように)ミスター・ビーングがいるんだけど!

Paul: No, unfortunately Lizzie’s mom passed away shortly after she was born. I raised her by myself.

Phoebe and Monica: (sympathetic) Ohh!

Paul: I get that a lot.

Ross: じゃあ、ね、皆んなすわったら?ね?僕は皆んなのコーヒーを買ってくるから。(と、エリザベスに椅子を引いてやろうとするが、ポールも同時にそうしようとしたので)ああ、どうぞ(と、ポールにそれを譲る)じゃあ皆んな何でも好きなこと喋ってて。いいかな、思いついたことナーンでもいいよ。(と、ポールに背を向け、仲間に向かって自分を指差しサインを送る「頼むよ、オレのこと褒めてくれ」という感じのサイン。それからカウンターの方へとコーヒーを頼みに行く)

Monica: この時間ここでロスに出会うなんて本当に奇妙。だっていつも彼、子供病院に[慰問に]行ってるもの。

Phoebe: そう。彼女探しにじゃないわよ。

Elizabeth: (ポールに)モニカはロスの妹さんなの。

Monica: And he’s a great brother!

Paul: I had a sister.

Monica: Ohh!

Paul: She passed away.

Monica and Phoebe: (sympathetic) Ohh!

Paul: ああ、毎回そんなに[同情的に]しなくて良いよ。

Chandler: まあでも、ロスって、ロスは実に良い奴なんですよ!僕は大学時代彼とルームメイトだったんですけどね。(と、突然笑い出し)面白い話…あなたの大学時代のルームメイト、亡くなったとかないですよね?

Paul: A part of him did yes.

Ross: (コーヒーを持って戻ってきて)さあどうぞ、ポール、エリザベス(と、コーヒーを配り)さて、皆んなが何か良い話題を見つけていたら良いんだけど。

Chandler: Yes, we were just…

Rachel: (駆け込んで来て、皆んなの隣の席に着こうと荷物を置きつつ)ああ、遅れてごめんね、でももう準備OKよ〜、あなたを思いっきり持ち上げちゃうんだから!お父さんいつ来るの?

Paul: I’m already here.

Rachel: Oh! Ross is sooo great!

『応答する系』練習課題

「反応」、「受け答え」など、応答する側の表現を中心に練習しよう!

いつものコーヒーハウス、セントラルパーク。そのカウンターにロスが居る。すると入り口から、エリザベスとその父ポール(ブルースウィリス)が入ってくる。それに気づいたロスが立ち上がる。エリザベスは、まっしぐらににロスの胸に飛び込んで行く。※ポールは「やり手の弁護士」という設定。黒のジャケットをまとったそのたたずまいは隙がなく、簡単には微笑みそうにない。年頃の娘の保護者として如何にも厳しそうだ。

Elizabeth: This is my father, Paul Stevens. Dad, this is Ross Geller.

Ross: (ポールに近づき握手の手を差し伸べ)初めましてポールさん。

Paul: I usually prefer Elizabeth’s boyfriends to address me as Mr. Stevens.

Ross: もちろん、もちろんです。ミスタースティーブンス。

Paul: So Ross, what your problem?

Ross: Eh-wh—Excuse me?

Paul: Why can’t you get a girlfriend your own age?

Ross: ハハ、面白いですね…(真面目な様子になり)イヤ、面白くない。

Paul: I don’t like you going out with my daughter Ross.

Ross: Okay. I can, I can see that. Umm, but I think if you give me umm, one chance I can, I can change your mind.

Paul: わかった。

Ross: What?

Paul: Okay. I’ll give you one chance to change my mind.

Ross: (安堵した様子でエリザベスの顔を見て笑う)

Paul: You got one minute.

Ross: (笑顔が消え、ポールを見て固まる)

Elizabeth: Daddy!

Paul: Fine! Two minutes. Go.

Ross: (ただ引きつって笑う)

Paul: (laughs then checking his watch) 1 minute 50 seconds.

Ross: (焦って喋り始める)はい、ええと、知っておいて欲しいんですけど、僕は今までこんな風なことはしたことがないです。つまりその、えっと、そう、一般的な付き合いならしたことがありますよ、でも教え子としたことはないです。ってつまりその、”それ”じゃなくて、その、僕たちは”それ”はしてないですよ。その、まあ、そりゃ、色々してますけど…

Paul: (ロスを睨んでいる)

Ross: Okay, okay, a joke, a joke—lighten the mood. Umm, two guys go into a bar. One of them is Irish.

Paul: 私もアイルランド系だ。

Ross: And the Irish guy wins the joke!

Paul: (曖昧に頷いている)

入り口からモニカ、チャンドラー、フィービーが入って来る。

Monica: Ross!!

Chandler: Ross!

Monica: How crazy that we’d run into you!

Ross: Oh God, thank you! (Runs and gives all of them a group hug.) Umm, uh, Mr. Stevens I’d like you to meet my friends uh, this is Phoebe, Monica, and Chandler.

Phoebe: あなたがエリザベスのお父さん?娘さんとよく似て、ハンサムで男っぽい。

Monica: (obviously attracted to him) Is-is-is there a-a Mrs. Stevens?

Chandler: There’s a Mr. Bing!

Paul: いや、残念な事に、彼女の母親は彼女を産んですぐに亡くなってしまったんだ。私が彼女を1人で育てたんだ。

Phoebe and Monica: (同情的に)そう〜!

Paul: よくそう言われるよ。

Ross: Okay umm, why don’t we all take a seat, y’know? And uh, and I’ll get us all some uh some coffees—(He goes to pull out Elizabeth’s chair, but Paul steps in)—Yeah, why don’t you. (Paul pulls out her chair) Uh and you guys can talk about whatever, whatever you want. Y’know? Whatever pops into your head. (He turns his back to Paul and Elizabeth and points to himself for Chandler, Monica, and Phoebe. Then he goes to order the coffee.)

Monica: Y’know, it is so strange seeing Ross here this time of day, ‘cause usually he’s got the children’s hospital.

Phoebe: Yeah. Not looking for dates. (Monica turns in horror.)

Elizabeth: So uh, Monica is Ross’s sister.

Monica: ええ、彼はもう最高の兄です!

Paul: 私も妹がいたんだ。

Monica: あらそう。

Paul: 彼女は亡くなったんだけどね。

Monica and Phoebe: (また同情的に)そう〜!

Paul: Oh, you don’t have to do that every time.

Chandler: But uh Ross, Ross is a great guy! I was roommates with him in college. Uh, funny story… (He starts laughing then notices that Paul isn’t happy.) You’re roommate in college died didn’t he?

Paul: 死んだも同然だよ。

Ross: (returning with the coffee) Okay here we are Paul, Elizabeth. (He sets down their cups.) So I hope you guys were finding something to talk about.

Chandler: ああ、今丁度…

Rachel: (駆け込んで来て、皆んなの隣の席につき)Hi, I’m sorry I’m late but I am ready, ready to talk you up! When does Liz’s father get here?

Paul: もう、来てるよ。

Rachel: (初めてポールがいるのに気づき、突然)あ!ロスって最高なんです!(と、言いつつ座る)

Thank you for coming!

FRIENDSを見たのがきっかけで本格的に英会話の練習をするようになりました。FRIENDSを見ながらセリフをリピートする、という練習を、ずっと続けています。このサイトはseason6を練習している最中に始めたので、season6から始まっていますが、行く行くはseason1~season10とすることを目標にしています。どうぞ宜しくお願いします。

タカユキ

タカユキ…パソコン仕事人 。京都で、編集、DTP等の現場経験後、日本の伝統衣装、小物制作現場で活動。現在、次なる活動フィールドを模索中。メッセージ、ご連絡はこちらからお願いします。

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「英語つぶやき」は英会話力UPに良く効くらしい。 それじゃあ、スキマ時間を見つけては、英語をつぶやこう!と言うわけで、「英語つぶやき《お題》集」を作っておくことにしました。見れば自動的につぶやきが湧いて来るはず。これを使って毎日英語をつぶやき続けてみようと思います。名付けて「英語つぶやきマラソン」。あなたも一緒にやりませんか?

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