FRIENDSを使った英会話練習課題集

FRIENDSを使って英語を話す練習をしよう!

『FRIENDS』(フレンズ)は、アメリカで1994年から2004年にかけて放送された大ヒットテレビドラマです。

練習方法

  • ①場面説明を読んで状況をイメージ(作品を見ておく方がもっと良い!)
  • ②課題のセリフ部を音読。日本語部分は、文脈に沿った自然な英語に瞬間英作文し、言ってみる。実際のスクリプトとピッタリ同じにならなくても気にしない!
  • ③同じスクリプトで、『問いかける系』と『応答する系』の2通り練習!
  • ④『問いかける系』、『応答する系』どちらかに実際の英語スクリプトが書いてあるので自分が作ったセリフと照らし合わせて違いを確かめて、学習を深める。

☆日本語部分は多少不自然な所があります。できるだけ英語の単語や語順のままになるようにしてあります。
☆各課題のタイトルの上に表示している、『The One〜』で始まるエピソード名をGoogle検索してみてください。該当の場面がYouTubeで見られる場合があります。

season6

The One With The Joke

やっぱ、君のジョークだ。

It’s your joke.

2020/05/02

場面説明

プレイボーイに掲載されたのは、自分が作ったジョークだ。そう言って譲らないロスとチャンドラー。2人はお互いの主張に収拾を付けられず、疲れ切っていた。そして…。

『問いかける系』練習課題

「問いかけ」、「働きかけ」など、話しかける側の表現を中心に練習しよう!

モニカとチャンドラーのアパート。そのリビングのカウチ。チャンドラーとロスが並んで座っている。2人とも腕組みし、憮然とした面持ちで黙っている。

Ross: 僕のジョークだ。

Chandler: It’s my joke.

Ross: It’s my joke.

Chandler: [ロスの言葉に被せるように]It’s my joke.

Ross: なあ、僕たちこれを解決する[収拾つける]とは思えないんだけど。

Chandler: モニカに決めさせよう。

Ross: Yeah!

Chandler: Yeah!

Ross: [モニカの部屋に向かって]オイ、モニカ

Chandler: モニカ、出てきて。

Ross: モニカ!

Monica: (She appears, not sure why she was summoned.)

Chandler: Okay, okay. 君が手伝わなきゃならないんだ、これが誰のジョークなのか、オレたちが決めるのを。

Monica: 何で私が決めなきゃいけないの?

Chandler: Becaduse you’re the only one that can be fair.

Ross: Yeah.

Monica: [チャンドラーに]私はフェアになることはできないでしょ。あなたは、私のボーイフレンドなんだから。

Ross: [モニカに向い、乗り出して]ああ、だけど、僕はお前の兄だ。僕たちは家族。それは世界で最も大切だよ。

Chandler: (ロスに)彼女を動揺させるなよ。(モニカに向かって静かに)オレは君の唯一のチャンスだぞ。子供を産むための。

Monica: [じっとチャンドラー見る。嬉しいような恥ずかしいような怒ったような顔をする]

Chandler: よし、やろう。

Ross: じゃあ、僕たちそれぞれが、このジョークをどうやって思いついたかを、お前に言うから、そしたらお前は、僕たちのうちのどっちが真実(–僕だぞ)を言ってるか判断するんだ。

Monica: じゃあ、チャンドラー、あなた先にして。

Chandler: Okay, I thought of the joke two months ago at lunch with Steve.

Monica: [割り込んで]あ、待って、その彼、クリスマスにあったあの人?

Chandler: オレの話を終わらすことできる?![吹き替え=最後まで聞いてくれる?]

Monica: [チャンドラーをキッと睨み]あなた、私に選んで欲しいの?[吹き替え=選んで欲しくないの?]

Ross: 見ろよ、僕ならあんな風には決して噛みつかないぞ。

Chandler: (彼はモニカに向かって、彼が赤ん坊2人を彼女に与えるだろうと、身振りをする。)

Monica: 続けて。

Chandler: So Steve said he had to go to the doctor. And Steve’s doctor’s name is Doctor Muppy. So I said, ‘Doctor Monkey?’ And that is how the whole Doctor Monkey thing came up. (He slams his feet up on the table to emphasize his point.)

Ross: 冗談だろ?良いかい、僕は、「進化」を学んだ。覚えてる?「進化」だ。猿が人にってやつ。加えてだ、僕はドクター[学位のこと]だし、猿を飼ったこともあった。僕はドクターモンキーだ![※ロスは考古学の専門家。特に恐竜オタク]

Chandler: I’m not arguing with that.

Monica: All right, I’ve heard enough.

Chandler & Ross (2人は、彼女の決定を聞きたがる)

Monica: You are both idiots. The joke is not funny, and it’s offensive to women, and doctors, and monkeys! You shouldn’t be arguing over who gets credit, you should be arguing over who gets blamed for inflicting this horrible joke upon the world! Now let it go! The joke sucks! (Monica leaves the room)

Ross & Chandler: [取り残された2人。モニカの熱弁に圧倒され固まっている]

Ross: It’s your joke.[もはや、そのジョークが自作だとは恥ずかしくて言えなくなってしまった様子。コロッと変わり、その責任をチャンドラーに押し付ける]

Chandler: [すかさず、ロスに被せて]Is not.[ロスと同様]

『応答する系』練習課題

「反応」、「受け答え」など、応答する側の表現を中心に練習しよう!

モニカとチャンドラーのアパート。そのリビングのカウチ。チャンドラーとロスが並んで座っている。2人とも腕組みし、憮然とした面持ちで黙っている。

Ross: It’s my joke.

Chandler: オレのジョークだ。

Ross: It’s my joke.

Chandler: [ロスの言葉に被せるように]It’s my joke.

Ross: Y’know, I don’t think we’re going to settle this.

Chandler: Let’s have Monica decide.

Ross: ああ。

Chandler: よし!

Ross: Hey Mon.[モニカの部屋に向かって]モニカ

Chandler: Mon, get out here!

Ross: Monica!

Monica: (出て来る。何故呼び出されたのか、腑に落ちないでいる)

Chandler: Okay, okay. You have to help us decide whose joke this is.

Monica: Why do I have to decide?

Chandler: だって、フェアでいることができる人は、君だけなんだよ。

Ross: そう。

Monica: [チャンドラーに]I can’t be fair. You’re my boyfriend.

Ross: [モニカに向い、乗り出して]Yeah, but I’m your brother. We’re family. That’s the most important thing in the world.

Chandler: (to Ross) Don’t try to sway her. (To Monica) (Softly) I’m your only chance to have a baby.

Monica: [じっとチャンドラー見る。嬉しいような恥ずかしいような怒ったような顔をする]

Chandler: Okay, let’s go.

Ross: We’ll each tell you how we came up with the joke and then you decide which one of us is telling the truth—me.

Monica: Okay, Chandler, you go first.

Chandler: よし。オレはこのジョークを2ヶ月前に考えた。スティーブとランチしてた時だ。

Monica: [割り込んで]Oh, wait, is he the guy I met at Christmas?

Chandler: Can I finish my story?!

Monica: [チャンドラーをキッと睨み]Do you want me to pick you?!

Ross: See, I would never snap at you like that.

Chandler: (he motions to Monica that he’ll give her two babies.)

Monica: Continue.

Chandler: で、スティーブが言ったんだ。医者に行かなくちゃならないって。それで、スティーブの医者の名前がドクター、モンピーなわけ。だから、オレは言ったんだ。「ドクター モンキー?」って。それが、ドクターモンキーの全てを思いついたいきさつだ。(彼は両足をテーブルの上に叩きつけ[タンタンと音を立てて下ろし]、彼のポイントを強調する)

Ross: Are you kidding? Okay, look. I-I studied evolution. Remember, evolution? Monkey into man? Plus, I’m a doctor, and I had a monkey. I’m Doctor Monkey![※ロスは考古学の専門家。特に恐竜オタク]

Chandler: オレはそれについて議論はしない。[話にならないね、と言う感じ]

Monica: わかった。十分聞いた。私決めたわ。

Chandler & Ross (Both are eager to hear her decision.)

Monica: 2人はバカよ。[喋りながらヒートアップして来る]そのジョークは面白くないし、女性に対する侮辱よ、それから医者にも、猿にもね!誰が功績を残したかなんてことで言い争うべきじゃないわ!誰が攻めを負うべきかってことについて話し合うべきよ、この恐ろしいジョークを世界に負わせたってことに対してね!もう諦めなさい!そのジョークは最低よ![言い終えると、さっさと自室へ引き上げる]

Ross & Chandler: [取り残された2人。モニカの熱弁に圧倒され固まっている]

Ross: 君のジョークだ。[もはや、そのジョークが自作だとは恥ずかしくて言えなくなってしまった様子。コロッと変わり、その責任をチャンドラーに押し付ける]

Chandler: [すかさず、ロスに被せて]違うね。(吹き替え=お前だ)[ロスと同様]

Thank you for coming!

FRIENDSを見たのがきっかけで本格的に英会話の練習をするようになりました。FRIENDSを見ながらセリフをリピートする、という練習を、ずっと続けています。このサイトはseason6を練習している最中に始めたので、season6から始まっていますが、行く行くはseason1~season10とすることを目標にしています。どうぞ宜しくお願いします。

タカユキ

タカユキ…パソコン仕事人 。京都で、編集、DTP等の現場経験後、日本の伝統衣装、小物制作現場で活動。現在、次なる活動フィールドを模索中。メッセージ、ご連絡はこちらからお願いします。

英語つぶやき《お題》集
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「英語つぶやき」は英会話力UPに良く効くらしい。 それじゃあ、スキマ時間を見つけては、英語をつぶやこう!と言うわけで、「英語つぶやき《お題》集」を作っておくことにしました。見れば自動的につぶやきが湧いて来るはず。これを使って毎日英語をつぶやき続けてみようと思います。名付けて「英語つぶやきマラソン」。あなたも一緒にやりませんか?

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