FRIENDSを使った英会話練習課題集

FRIENDSを使って英語を話す練習をしよう!

『FRIENDS』(フレンズ)は、アメリカで1994年から2004年にかけて放送された大ヒットテレビドラマです。

練習方法

  • ①場面説明を読んで状況をイメージ(作品を見ておく方がもっと良い!)
  • ②課題のセリフ部を音読。日本語部分は、文脈に沿った自然な英語に瞬間英作文し、言ってみる。実際のスクリプトとピッタリ同じにならなくても気にしない!
  • ③同じスクリプトで、『問いかける系』と『応答する系』の2通り練習!
  • ④『問いかける系』、『応答する系』どちらかに実際の英語スクリプトが書いてあるので自分が作ったセリフと照らし合わせて違いを確かめて、学習を深める。

☆日本語部分は多少不自然な所があります。できるだけ英語の単語や語順のままになるようにしてあります。
☆各課題のタイトルの上に表示している、『The One〜』で始まるエピソード名をGoogle検索してみてください。該当の場面がYouTubeで見られる場合があります。

season6

The One With The Unagi

ウナギー

unagi

2022/06/13

場面説明

とある休日[だと思う]、いつものコーヒーハウス、セントラルパークでは、ロスがゆったりとコーヒーを飲みつつ、新聞のクロスワードパズル[だと思う]を楽しんでいた。平和で穏やかなひと時が静かに流れていく…と思いきや、フィービーとレイチェルがやってきて、ロスの、あるスイッチを起動してしまう。さて、それは?

『問いかける系』練習課題

「問いかけ」、「働きかけ」など、話しかける側の表現を中心に練習しよう!

いつものコーヒーハウス、セントラルパーク。そのいつものカウチは空席。その隣にあるソファにロスがいて、新聞のクロスワードパズルに没頭している。すると入口からフィービーとレイチェルがやって来て、いつも通りカウチに収まる。二人とも運動着(トレーナーとジャージのような)姿だ。背後ではジョーイがウェイターしている。

Ross: やあ!

Phoebe: Hey!

Ross: 今日はどこに行ってたの?

Phoebe: Ohh! We went to a self-defense class today!

Ross: Wow!

Rachel: Yeah, kicking a guy in the crotch all morning really takes it out of ya!

Joey: Takes it out of you?

Phoebe: これでもう私たち、誰のケツだって蹴れるわね!

Rachel: Yeah!

Ross: After one class? I don’t think so.

Rachel: 何よ?じゃ、私が護身するところ見たい?あっち行って(と、ドアの方を指差す)暴漢のフリしてみなさいよ!ほら!襲ってみなさいよ!

Ross: Well, of course you can defend yourself from an attack you know is coming, that’s not enough. Look, I studying kara-tay for a long time, and there’s a concept you should really be familiar with. It’s what the Japanese call (he holds two fingers up to his temple, and he does this every time he says this word) unagi.

Rachel: それって、寿司じゃないの?

Ross: No, it’s a concept!

Phoebe: Yeah it is! It is! It’s freshwater eel!

Ross: All right, maybe it means that too…

Rachel: Ohh! I would kill for a salmon skin roll right now!

Ross: Y’know what? Fine! Get attacked! I don’t even care!

Phoebe: もう、ロス、謝るから、それって何なのか教えて?

Ross: Unagi is a state of total awareness. Okay? Only by achieving true unagi can you be prepared for any danger that may befall you!

Phoebe: 例えば、誰かが竹マットとか薬缶の魚を盗もうとする場合?(吹き替え=例えば、畳が盗まれそうとか、刺身を食べられそうとか?)

Rachel: (laughs)

Ross: (mocks her.)

Ross: (moves closer) All I’m saying is, it’s one thing being prepared for an attack against like each other; whole another story being prepared for an attack, I don’t know, like a (turns and puts his face close to Rachel’s and screams) surprise!!

Rachel: (calmly wipes the spittle off her face.)

Ross: All right, you know that one was coming, but that doesn’t mean you have unagi. (Does the finger thing.)

Rachel :(フィービーに)ウー、予約入れてれば、30分でウナギが食べられたのにね。

Ross: Y’know what… (と、元いたソファへ戻り、クロスワードパズルを再開する)

『応答する系』練習課題

「反応」、「受け答え」など、応答する側の表現を中心に練習しよう!

いつものコーヒーハウス、セントラルパーク。そのいつものカウチは空席。その隣にあるソファにロスがいて、新聞のクロスワードパズルに没頭している。すると入口からフィービーとレイチェルがやって来て、いつも通りカウチに収まる。二人とも運動着(トレーナーとジャージのような)姿だ。背後ではジョーイがウェイターしている。

Ross: Hi!

Phoebe: ハーイ!

Ross: Hey, what have you guys been up to?

Phoebe: 私たち護身術の教室に行ってきたの!

Ross:ワーオ!

Rachel: 最高よ、朝から男の急所を蹴りまくってもうぐったり。

Joey: 聞いただけでもうぐったり。

Phoebe: Now, we can kick anybody’s ass!

Rachel: イェー!

Ross: 1回のレッスンで?そうは思わないなあ。

Rachel: What? You wanna see me self-defend myself?! Go over there (points) and pretend you’re a sexual predator! Go on! I dare ya!!

Ross: あのね、もちろん、来るとわかってる攻撃から身を護ることはできるさ。でもそれじゃ足りないんだよ。ほら、僕は長い間カラーティ(空手)を学んでるけど、あるコンセプトがあるんだ、君たちもよく知っておいた方がいいよ。それは日本人が”ウナギー(鰻)”って呼ぶものなんだどね。[ウナギー、と言いつつ、何故かロスは人差し指と中指をこめかみに充てがう。以後、彼は、ウナギー、と言う時、必ずこのアクションをする]

Rachel: Isn’t that a kind of sushi?

Ross: 違うよ、概念だ!

Phoebe: あ、そうよ、それ淡水鰻よ!

Ross: ああ、まあね、それもあるかもしれないけど…

Rachel: ああ、サーモンスキン巻きがめちゃくちゃ食べたい!

Ross: そう、もういいよ、襲われればいいさ!僕はもうどうでも良いよ!

Phoebe: (deadpan) Come on Ross. We’re sorry. Please tell us what it is.

Ross: ウナギー、ってのは精神が完全に覚醒した状態なんだよ。真のウナギーに到達することによってのみ、降りかかるどんな危険にも備えることができるの。

Phoebe: You mean in case someone is trying to steal your bamboo sleeping mat or your kettle of fish?

Rachel: (ウケる)

Ross: ([レイチェルを真似て]ラクダみたいな顔でウソ笑いする[嘲っているつもり])

Ross: [ソファから立ち上がり、レイチェルの隣にピッタリと座り込み]僕が言ってるのはね、危険を想定した練習は意味がないってこと。馴れ合いだろ。本当の危険てのは、何ていうか例えば、[ガバッとレイチェルに顔を近づけ、脅かすべく突然大声で叫ぶ]いきなりなんだから!

Rachel: (突然の大声に全く動じずに、顔に飛んで来たロスの唾を手で静かに拭う)

Ross: うーん、君は、今のが来るのがわかってたわけだね。でもそれがさ、君がウナギーを持ってるって意味するわけじゃないからね。

Rachel: (To Phoebe) Ooh! Y’know what? If we made reservations, we could have unagi in about a half-hour.

Ross: もう良いよ(と、元いたソファへ戻り、クロスワードパズルを再開する)

Thank you for coming!

FRIENDSを見たのがきっかけで本格的に英会話の練習をするようになりました。FRIENDSを見ながらセリフをリピートする、という練習を、ずっと続けています。このサイトはseason6を練習している最中に始めたので、season6から始まっていますが、行く行くはseason1~season10とすることを目標にしています。どうぞ宜しくお願いします。

タカユキ

タカユキ…パソコン仕事人 。京都で、編集、DTP等の現場経験後、日本の伝統衣装、小物制作現場で活動。現在、次なる活動フィールドを模索中。メッセージ、ご連絡はこちらからお願いします。

英語つぶやき《お題》集
英語つぶやきマラソン"英語で応答せよ!"

「英語つぶやき」は英会話力UPに良く効くらしい。 それじゃあ、スキマ時間を見つけては、英語をつぶやこう!と言うわけで、「英語つぶやき《お題》集」を作っておくことにしました。見れば自動的につぶやきが湧いて来るはず。これを使って毎日英語をつぶやき続けてみようと思います。名付けて「英語つぶやきマラソン」。あなたも一緒にやりませんか?

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